私の英語学習法｜SAKURACO（英語コーチ＆クリエイター）

英語学習を始めたきっかけ

小さい頃から、親や兄弟の影響で洋楽を聴いたり、洋画を観て育ってきて、自然と英語やアメリカ文化に憧れがありました。
よりイメージが膨らんだきっかけとしては、12歳の時にアメリカに住んでいる叔母の家に遊びに行ったことがあって、その時に”やっぱり英語ってかっこいいな”という気持ちを抱きました。

自分にあった英語学習法の見つけ方

色々なトライアル＆エラーはありましたが、基本的には自分が何をやったらワクワクしたり楽しめるのか、何をやったらストレスが溜まるのかというのを軸に自分の英語学習法を少しずつ変えたり、やり方を試したりしていました。

そのような繰り返しを経て、今の自分の学習スタイルというか、英語との付き合い方ができていったのかなというイメージです。

おすすめの英語学習法｜単語・文法

実はいわゆる座学みたいなものが非常に苦手なタイプで、単語・文法は主に大量のインプットから培っていきました。好きな海外ドラマや洋画を何回も観たりとか、好きな洋楽をたくさん聴いてカラオケで歌ってみたりとか、そんな感じです。

私の場合は、そこから知識がどんどん蓄積されていきましたが、中学・高校などの学校教育の知識も少なからず活きていて、そこに大量のインプットをしたことにより、生きた英語に昇華していった気がしています。

それなので、基礎を学ぶことは遠回りなようで実は近道なんじゃないかなと今では思います。

おすすめの英語学習法｜リスニング

海外ドラマや洋画も効果はあったと思うのですが、私の中で最もリスニング力を向上させるのに手伝ってくれたのは、洋楽だったんじゃないかなと個人的には分析してます。

音楽って歌詞があって、メロディがあるじゃないですか。だから、切れ目が通常の会話とは違っていたり、単語が繋がって聞こえたりするので、それを歌詞カードを一生懸命見ながら、文字と音を必死に研究するということをしていました。

聞こえている音を文字情報にするとこうなるのかだったり、その音を自分で発声するとどうなるのかなというサイクルが洋楽を通して訓練された気がします。

おすすめの英語学習法｜スピーキング

スピーキングについては色々試してきたと思います。その中で一番の柱となったのは”生の会話”でした。生っていっても対面だけではなくて、オンライン英会話とか文通も含まれるのですが、英語を使ってリアルな人とコミュニケーションをとることでスピーキング力が伸びました。

あと思い出したんですけど、私が高校生の頃は今みたいな安価なオンライン英会話もなかったので、ひたすら高校の英語の教科書を音読していたんですよ。でも実はこのやり方は高校の先生から教わったもので、”座学が苦手なら教科書の音読しておけばある程度の点数は取れるから”って言われたんです。それが、自分の口から英語を発するという練習の基礎を助けてくれたんじゃないかなと思います。

それに加えて、独り言英会話っていうのもやっていて、自分の頭の中で会話の流れをシミュレーションしてやってみると、自分で二役（質問と回答）をしなければいけないので、質問の方法や回答の方法も身につく良い訓練だったと思います。

そして、この独り言英会話を使って、私の英語レベルを中級から上級へ引き上げてくれたのが、「2分スピーチ」というやり方です。
自分の2分間の英語スピーチを録画や録音をして、言葉に詰まったところや改善できる表現を整理して、修正したうえで再度記録をとってみるというPDCAサイクルを回すスピーキング練習法なのですが、これが自分にとっては凄い効果のある練習方法でした。

Twitterでも「#2分スピーチ」と検索すると、色んな方の動画が出てくると思います。

オンライン英会話の上手な使い方

オンライン英会話を受ける時に、別に準備をしてはいけないというルールはないと思うので、話したいことを箇条書きにしておくとか、講師の方に質問をしてみたい項目を書き出しておくとか、ちょっとした準備をしておくだけで気持ちがだいぶ楽になると思います。

あとは話すことがなくて困った時は、相手に話してもらうことも手段の一つです。自分がインタビュアーになったつもりで、講師の方にたくさん質問をして喋ってもらうことも良質なインプットになりますし、そこから派生して自分が言いたいことも出てくると思います。

継続学習のコツ

私の場合は、嫌だなとか、つまんないなと思うと絶対に続かないので、とにかく自分が興味のあるものや楽しいものをベースに教材を集めたりとか、学習方法を調整したりなどをして、いかに無理なく今の自分のライフスタイルに英語のインプットを取り入れられるかというのを意識していくと継続しやすくなると思います。

とにかくハードルを下げて、英語を特別なものと見なくなると、当たり前のように英語を見たり聞いたりするライフスタイルにできると思うので、その状態まで持っていけると良いんじゃないかと。

英語ができるようになって良かったこと

英語ができるようになっていなかったら、アメリカに住んでいないとか、夫と出会っていないとか、色々あるんですけれども、私が英語をできるようになって最も恩恵を受けているなと感じるのが、”自分の思考に新しい回路ができた”ということです。

例えば、日本語ではこういう言い方をするけど、英語では直訳できないから少し言い方を変えたりとかすることによって、自分の思考の枠組みみたいなものが新しい形で表現できるようになりました。

英語のおかげで、今まで一つの面からしか見えていなかったものが、多角的に見ることができるようになったと感じていて、思考の回路が増えたことが私にとって最も良かったことかなと感じています。