私の英語学習法｜DAISUKE（英語音読サロン代表）

英語学習を始めたきっかけ

本気で英語学習を始めたのは転職活動を考えた31歳の時でした。当時の自分には仕事における武器がなかったと思うんです。過去を振り返ってみて、唯一磨ける可能性があったのが”英語”だったので、学習を開始しました。

そのタイミングでは接客業で働いていたのですが、可能性に限界を感じていたり、精神を病んでしまったという背景もあり、武器をつくる必要性があると考えたんです。

31歳でオフィス業務未経験、精神疾患、英語試験のスコアも保有をしていないという状態でしたが、「TOEICで900点を取る」という目標を定めて取り組みました。

自分にあった英語学習法の見つけ方

まずはTOEIC900点という目標に最短で到達しようと考えました。目標を明確にしないことには、学習法自体も確立できないと思います。私の場合は、Google検索で”TOEICで900点を取る方法”について調べるところからスタートしました。言ってしまえば、勉強法を勉強しました。その時に感じたのは、単語の重要性です。TOEIC900点を取れるレベルの単語力を持っていなければ、そもそもそのスコアに到達しないからです。

おすすめの英語学習法｜単語・文法

おすすめの単語学習法は”広く浅く”だと思います。個人的にはこれが一番だと思います。どうしても勉強したものは忘れていってしまうと思うので、何回も繰り返し同じ単語に出会うことが重要です。私の場合は毎日200語ぐらいやっていました。

最初に単語帳をやる時は、どの単語が分からないか把握できていない状態だったので、2周するまでは前から順番に学習を進めていき、その後は一定のタイミングで分からない単語だけを覚えていくやり方に切り替えて、時間の節約を図りました。

文法については多読をしていくなかで、表現の自然・不自然が分かるようになってきたんです。特にTOEICなどの設問数が多い試験はその感覚が大事だと思います。

おすすめの英語学習法｜リスニング

リスニング力の向上は、ひたすら聞くのが有効だと考えています。TOEICの場合は、リスニングの内容自体はリーディングよりも容易だと思っていて、リーディングで6割ぐらい取る力があればリスニングは満点を取るぐらいの英語力はあります。

色々リスニング学習も試してみましたが、とにかく聞くという練習をしないと、聞き取って情報を処理する力が上がりません。作業中や移動中などは常にPodcastを聞いていましたし、それをやっていたからこそ、リスニングパートでも満点を取ることができました。

おすすめの英語学習法｜スピーキング

英検一級を受験した時にたくさんスピーキングの練習をしたのですが、その時は独り言英会話をやっていました。これがダントツで一番だと思います。
多い時は5時間ぐらい独り言英会話をやっていました。自分がどんな表現に詰まったり、言えなくなったりするのかを事前に把握するのが重要だなと思っています。

あとは録音もしていました。英会話でも結構あるあるだと思うのですが、自分がどこで詰まったか後から振り返ろうとすると、忘れちゃうんですよね。これは凄くもったいないことで、”課題を見つけてその場で修正する”を大事にしていくと良いです。

オンライン英会話の上手な使い方

まずはテーマを決めて取り組みましょう。ビジネスで使うのか、それとも日常会話で使うのかなど。そのうえで、”どんな会話になりそうか？”を想像して、逆算して勉強しておくと良いですね。
それなので、事前準備→適切なトピック選び、そして復習までやることで英会話力は確実に伸びていきます。

継続学習のコツ

継続については、何よりも「目的」を定めることが重要です。目的を定めたうえで、目標を決めていきましょう。あとはテクニック的なところでいうと、自分で続けるための仕組みづくりを行うこと。例えば、1日1分でも5分でも良いので毎日勉強を継続する。そして、続けたら記録をする。

30日続けると、それがとても自信に繋がって、もう少し頑張ってみようかなと楽しい状態になってきます。ここまで来ると、続ければ続けるほど、英語力はつくんだということが実感できると思います。

まずはスモールステップで大丈夫です。小さく始めて継続していきましょう。
あとは強制力を働かせるというコツもあって、人に宣言したり、毎日同じ時間に勉強するための仕組みを持っておくと良いです。

英語ができるようになって良かったこと

英語ができるようになってよかったことは、可能性がとにかく広がるということです。英語というスキルは付加価値だと思っていて、そういう武器がないと代替が利いてしまうと思うんですよね。

意外と代替が利いてしまう仕事ほど休めなかったり、自分でコントロールできなかったりして、なおかつお給料も安かったりします。

私自身、英語ができるようになって、時間的な意味でも、金銭的な意味でも、選択肢や可能性が増えたなと本当に実感しています。