プロフィール
職業:高校生
留学先:カナダ(バンクーバー)
留学期間:6年間を予定
渡航時期:2019年春
留学のきっかけは何ですか?
留学自体は小学6年生の時に自分の意思で決めました。一番のきっかけになったのは幼馴染がアメリカにいて、その子は日本とアメリカのミックスでバイリンガルだったのですが、私にはとてもかっこよく見えていました。
そのことに加えて、私の父が仕事柄、英語を使っていて、その様子を間近で見ながら英語を喋れるって良いなと思ったこともきっかけの一つです。
私は好奇心旺盛な性格なので、チャレンジしたいと思って、留学したい旨を両親に伝えました。最初は両親からも”高校生になってから留学をしたら?”と言われたのですが、最終的には、いま留学に行きたいという気持ちを尊重してくれて、”どうせ行くなら短期留学では意味がないから、中学・高校ともに海外へ行ってきなさい”と応援してくれました。
当時はまだ12歳だったので、最初の2年間はお母さんも付き添って海外にきてくれて、その後はホームステイ先にて一人で海外生活を頑張っているという感じです。
渡航先を決めた理由を教えてください。
私は現在カナダにいるのですが、留学する際にビザの関係でカナダやオーストラリアを中心としたいくつかの選択肢がありました。色々と調べていくうちに、カナダは馴染みやすいし、自然豊か、そして英語の発音も綺麗ということを知って、最終的にカナダを選びました。
実際に渡航してみて、その国(街)はどんな点が魅力だと感じましたか?
やっぱり一番は自然が多いところですかね。私はバンクーバー郊外の方に住んでいるのですが、牧場があったり、野性のウサギやリス、カナダガン、クジャクなどもその辺にいたりします。
日本にいるときは東京にいたんですけど、こっちの自然豊かで空気が澄んでいる環境が好きですね。一応ダウンタウンも近いので、週末にはショッピングに出かけたりもするので不便さは感じていません。
留学前、何か不安なことはありましたか?
カナダに来る前のことを思い返してみると、当時の私の英語力と人見知りな性格が不安要素でした。新しい環境に馴染めるかどうかという心配はありましたが、楽しみの方が大きかったことも覚えています。
私は英語ができない状態で日本人がほぼいないカナダ現地の中学校に入って、上手にコミュニケーションが取れず、最初の数週間はひとりぼっちでした。しかし、今では問題なく英語でコミュニケーションを取ることができます。
英語力については実践を通して身につけていて、最初はリスニングから入り、スピーキングを行い、課題などでライティングも習得していったという感じです。
最初の2年間で自分の英語力に自信を持つことができましたが、本当に初期の頃は常に電子辞書を片手に歩いていました。
留学をして(していて)成長した点や変わった点がありましたら教えてください。
性格が変わったと思います。もともとは人見知りの恥ずかしがり屋だったんですけど、最近では壁をつくらずオープンにコミュニケーションを取ることができます。あとはホームステイをすることによって、家事なども自分で行っているため、自立するようになりました。
また、カナダには多国籍で色んなバックグラウンドを持った人がいて、違う価値観や考え方を持つ人たちとディスカッションすることは刺激的で、視野も広がったと思います。
今後留学を考える方にメッセージをお願いします。
留学をするうえで大切だと思っていることは、自分の意思を大事にして、それを言葉に出すことです。海外だと自分が発言しないと相手が気づいてくれないことも多くあります。質問に関しても同様で、何か分からないことがあれば、積極的に先生や友達に聞くということも英語力向上に繋がります。
また、すぐに聞けなかったとしても、自分で調べるという習慣をつけるということも大切にしてほしいです。たくさんの人と交流しつつ、なるべく日本語を使わない生活を送れば、楽しくて勉強に繋がる留学生活になるはずです。