英語学習を始めたきっかけ
英語学習を始めたのは大学3年生でした。大学1年生の時にいじめがきっかけで半年ぐらい大学に行けない時期があったのですが、2年生に進級するタイミングで大学内の心理カウンセラーの方と出会い、その方のサポートや励ましもあり、2年生の間に必要な単位を取得して3年生に上がることができました。
そのタイミングで心理カウンセラーの方から唐突に、”TOEICを勉強してみたら?”と言われたんです。私自身、当時は400点ほどのTOEICスコアしか持っていなかったし、勉強しても良いスコアなんて取れないと感じていたのですが、就活もあるし、騙されたと思って取り組んでみようと、「TOEIC700点」と「英検準1級」を目標に英語学習を開始しました。
自分にあった英語学習法の見つけ方
実はモチベーションがすぐ下がってしまうタイプなので、英語学習を始めた当初は英語系YouTuberであるAtsuさんの動画を観て、英語学習法を真似するということをしていました。
それでもモチベーションを維持することは簡単ではないと感じていたので、日々のできるようになったことを記録するようにしました。例えば、「今日はこの単語を覚えられた」とか「今日は長文の正答率が少し上がった」といった内容です。
モチベーションを保つ手段を確立した上で、Atsuさんなどの英語ができる方のやり方を真似して、そこから自分のやり方を模索して学習法を見つけていきました。
おすすめの英語学習法|単語・文法
単語学習は、かなりこだわりを持って行っています。単語帳の1周目は英語から日本語にすぐ訳せるように、音読をしながら単語と日本語訳を交互に紙に書いて覚えていました。2周目以降は覚えた単語を使えるように、英作文をしたり、スピーキングで活用したりしていました。
単語においては、コロケーション(連語)がすごく大事だと思っているので、ケンブリッジの英英辞典をみて、その単語にどんなコロケーションがあるのかを確認して、それをまたライティングやスピーキングで使うという練習をしていました。
文法については、大学受験の時に使っていたネクステージという教材を復習して基礎を押さえました。それ以外にも、英作文をするときはケンブリッジの例文を真似して型を押さえ、単語を入れ替えるなどして自分のものにしていましたね。
おすすめの英語学習法|リスニング
今でもやっている学習法なのですが、まず音源を使って0.8倍速でオーバーラッピング(スクリプトを見ながら音源に合わせて声を出す)を5回やります。その後は音源を通常速度に戻して、スクリプトを見ずにリスニングを行い、一言一句漏らさず、かつ内容も理解できているかを確認します。通常速度でそれができたら、1.2倍速、1.5倍速、2.0倍速まで上げて同じことをしていきます。特にケンブリッジ英検は音源速度が早いので、こういったトレーニングは非常に有効です。
おすすめの英語学習法|スピーキング
スピーキングは「独り言英会話」をするようにしています。やり方としては、トピックを定めて200語程度のスクリプトを書くようにしています。それを暗唱して完璧に言える状態にして、独り言で使っています。その中でも大事にしているのは、その日に覚えたフレーズをスクリプトに含めるようにしているという点です。
また、発音については私はイギリス英語が好きなので、BBCニュースやチャンネル4ニュース、Sky Newsを毎日見るようにしていて、その中でも好きなスピーカーを見つけて真似するようにしています。
継続学習のコツ
昔から意識していることでいうと、目標としている資格試験に合格した自分を想像するようにしています。それだけでもテンションが上がりますし、モチベーションが続きます。しかし、継続が辛いときもあると思うので、そういった時は、ハードルを低くするというのがポイントです。忙しい時は単語3個を覚えるとかでも良いと思いますし、そこから積み重ねていくことが大切です。
英語ができるようになって良かったこと
一番大きいのは、自信がついたことです。今まで英語に関する様々な資格を取得してきましたが、それらをクリアすることで、自分がやってきたことは間違っていなかったんだと自信に繋がります。
他にも、Twitter上で英語学習を頑張る仲間に出会えたり、朝日新聞などから取材を受けたりと、多くのチャンスを得ることができました。
大学3年生の時、英語学習のきっかけを与えてくれた心理カウンセラーの方には感謝しかないですし、あの時の一言がなければ、今の自分はいなかったと思います。