英語学習を始めたきっかけ
7歳の頃に父の仕事の都合でアメリカに1年間住んでいました。当時はまだ英語もわからない状態で現地校に通わされ、最初は泣いてばかりいたのですが、クラスメイトに助けられるうちに徐々に言葉も覚えていきました。いきなり異文化へ放り込まれて大変でしたが、今振り返ると最高の体験でした。
8歳で日本に帰国しましたが、今度は日本の環境に馴染めなくなり、いつかはアメリカに戻りたいと幼いなりに考えていたことを覚えています。
その思いを募らせ、日本の高校に入学したあとに、現地の友達が通うアメリカの高校の校長先生に「なんとか1年留学させてもらえませんか」という手紙を書きました。
今でも信じられませんが、当時のクラスメイトが卒業する年に奇跡的に編入することができ、”みんなと一緒に卒業する”という経験をしました。
おすすめの英語学習法|単語・文法
自分の目的に合った単語帳を使って学習するのが良いと思います。そして、大切なのは期間とそれに合わせた分量を決めて取り組むことです。単語帳は1周しただけでは覚えられないので、繰り返しやることが重要です。
そして、私の場合は単語カードを使うようにしていました。カードの表面に単語と発音記号、裏面には例文を書いていました。単語カードで学習を進めていると、覚えが良いものと良くないものが出てくるので、それらを色付きのゴムで仕分けし、できないものを徐々に減らしていくということをしていました。この方法を使って英検1級の単語も1ヶ月で覚えられました。加えて、実際の音を聞きながら勉強するのも大事だと思います。
文法については既にフレーズで覚えてしまっている感覚があり、困ってはいない状態でした。しかし、これから勉強を始める場合は簡単な文法書でよいので、何か1冊を取り組むのが良いと思います。
おすすめの英語学習法|リスニング
YouTubeやPodcastを使って、とにかく音を聞くようにしています。しかし、学習を続けるには自分のご機嫌を取ることも大切なので、楽しいコンテンツを聞いています。ずっと集中していると疲れることもあるので、単に聞き流しているときもありますね。
また、シャドーイングも既に効果があると実証されているトレーニングなのでおすすめです。
おすすめの英語学習法|スピーキング
英語を話すためには引き出しが必要です。そのためには必要な語彙数や自分が英語で話したい内容をある程度決めてしまうことが重要です。自分のことを客観視して話したいフレーズを蓄え、練習し、実際にアウトプットできると自信に繋がります。
発音は大まかなルールを覚えて、少しやさしめのシャドーイングの教材を使うと良いと思います。もしくは憧れの英語スピーカーがいれば、その方を真似するのもアリです。
英語の発音は日本にない音も多いので、書籍を使って体系的に学ぶということをしておくと発音学習の補完になります。
オンライン英会話の上手な使い方
私の場合は自分の考えたフレーズなどをネイティブの方に確認してもらうという使い方をしています。また、先生との会話で英語表現のストックも増やしています。オンライン英会話の内容を「Otter」という文字起こしツールを使って振り返りをすると、表現の振り返りや発音の確認にも便利です。
継続学習のコツ
自分がやるべきことを最低限に設定しておくことが継続のコツです。例えば私はジムに毎日通っていたのですが、目標はジムのドアを開けることに設定していました。でも、そこまで行けば何かしら運動できるんですよね。
英語学習であればICレコーダーにイヤホンを挿しておいて、再生ボタンを押すだけでシャドーイングができる状態にしてあったり、洗濯物をたたむ時はPodcastを聞くと決めていたりもしました。シチュエーションとやることを決めておけば、自動的に習慣化できるようになります。
英語ができるようになって良かったこと
一番は色んな人とコミュニケーションが取れることですね。最近はオンライン英会話レッスンを受けはじめたのですが、お気に入りの先生と英語でお話しするのが楽しいです。
仕事上では、これまで英語とは関係のない仕事をしているときも、なぜか英語に触れる機会に恵まれたり、何度も海外に行かせてもらったりと、様々な経験をさせてもらいました。
また、海外ニュースに触れることで、日本語では得られない情報を得ることができることも大きなメリットだと思います。