こんにちは、Base English編集長のYukiです。
この記事では、英語学習における「計画の立て方」についてお伝えしていきます。
私が英語学習サービスに勤務していた時に、“目標から逆算した計画設計”、“継続できる計画設計”をできた方たちは、しっかりと目標を達成していました。
計画づくりに時間を掛け過ぎてもいけませんが、英語学習を行う際は必ず計画を立てるようにしましょう。
計画の立て方における7ステップ
まずは計画の立て方における7ステップをみていきましょう。
ステップ1：現在の英語力を確認する
ステップ2：目標を設定する
ステップ3：自身のモチベーション要素を整理する
ステップ4：3ヶ月の学習コンセプトを考える
ステップ5：1ヶ月ごとの学習イメージを持つ
ステップ6：学習内容をリストアップして、学習時間を確保する
ステップ7：学習計画を立てる
それでは、各ステップについて紐解いていきます。
ステップ1：現在の英語力を確認する
英語学習の目標を設定する前に、現在の英語力や課題を把握しておく必要があります。「目標」と「現在の英語力」の差分を把握することで、必要な学習量を設計しやすくなります。
また、現状抱えている具体的な課題もリストアップしておきましょう。
例：英語会議で内容は理解できるが、発言しようとするときに言葉がまとまらない。
実際に課題を感じた瞬間や、周りを見ていて必要だと感じたスキルを記録しておくと良いです。
ステップ2：目標を設定する
#英語学習のコツ「英語学習の目標設定について」の記事でも紹介している「結果目標」と「行動目標」を設定しましょう。
結果目標：未来的に手に入れたい結果
行動目標：「結果目標」にたどり着くために必要な具体的行動
ステップ1とステップ2を通して、「現在地」と「目標」の距離を把握します。
ステップ3：自身のモチベーション要素を整理する
英語学習者の方で陥りがちなのが、学習計画を徹底的につくり込んだが、それを実行・継続できないことです。
英語学習に限らず、淡々と物事を進めるのは辛いです。それなので、「目標」を達成した先にある「未来」を想像しましょう。
英語ができるようになったら、昇進や外資系企業への転職、海外移住など、様々な未来や可能性の広がりを得ることができます。
強い動機（モチベーション）は、継続的な努力を支えてくれます。
ステップ4：3ヶ月の学習コンセプトを考える
学習計画の期間が長すぎると、“そんなに続けられないかも・・・”となってしまうので、まずは3ヶ月という期間で学習コンセプトを設定してみましょう。
「単語や文法で基礎固めを徹底する3ヶ月」や、「実践で使える英語表現を身につける3ヶ月」など、必要性や緊急度に応じたコンセプト設定ができると理想的です。
ステップ5：1ヶ月ごとの学習イメージを持つ
3ヶ月の学習コンセプトに途中で飽きたり、中だるみしたりしないように、3ヶ月の英語学習を1ヶ月ごとに細分化してみましょう。また、1ヶ月ごとに模擬試験を受けてみて、成長を実感する機会やモチベーションの維持をしていくことも効果的です。
ステップ6：学習内容をリストアップして、学習時間を確保する
ここで具体的に取り組む学習内容と時間をイメージしてみましょう。
例：単語学習を30分/日、文法学習を45分/日、オンライン英会話の予習・実践・復習を60分/日
併せて、仕事やプライベート、学校などの日常生活もあるなかで確保できる時間を整理しておくと良いです。
また、机に向かってする学習だけでなく、移動時間や空き時間にできることもリストアップしておくと、スキマ時間の有効活用に繋がります。
ステップ7：学習計画を立てる
ステップ6までの情報整理が完了したら、具体的（曜日や時間）な英語学習スケジュールを作成していきましょう。
自身の生活と学習計画を見える化しておくと、思考も整理され時間管理もどんどん上手くなっていきますし、記録を残しておくことで振り返った時の自信や達成感にも繋がります。
学習計画を立てるときのコツ
最後に、英語学習の計画を立てるときは2つのポイントが追加であります。
それは、
・自分が継続できるイメージが持てること
・予備日/時間（調整日/時間）をつくっておくこと
です。
計画した内容をしっかりとやり遂げた時の達成感はとても大きく、それが自信や習慣化にも繋がるので、英語学習を始めるときは場当たり的に行うのではなく、計画を立ててから行うようにしていきましょう。
